こんにちは,タイガです.
10月31日・11月1日に飛騨市宮川町種蔵で行われた,そばまつりに
研究室メンバーで参加させていただきました.
1日目は,地域の方である荒谷さんに,種蔵の集落を案内していただきました.
種蔵の集落は,倉が民家から離れた場所に点在しているのが特徴で,
昔は採れた食料を一年間倉に保存して,翌年食べるということを繰り返していたそうで,
倉が点在している理由は,民家が火事になったときに倉に燃え移らないようにしていると言われているそうです.
そうして何度も飢饉を乗り越え,この地域一帯の作物の種が食いつぶされるのを防いだことが
種蔵の名前の由来だと教わりました.
棚田を駆け上がるメンバー達
この棚田は戦時中に作られたものだそうで,かつては稲作をしていたそうですが,
現在はそばの実を育てていました.
ぎふの棚田21選にも選ばれています.
道に生えているそばの実の味をみんなで確かめましたが,
私が想像していたそばの味は,残念ながら感じられませんでした.
全員(?)棚田を向いて一枚
正面で一枚
宿泊は板倉の宿に泊まりました.民家を改修していてとてもいい雰囲気でした.
夕食をいただきながら今年度から宿を経営する美ら地球(ちゅらぼし)の山田さんから会社の活動内容についてのお話を聞きました.
美ら地球さんは,飛騨市古川を中心に里山ツアーなどを企画してるそうです.
地域に入っていく魅力だけでなく,難しさや苦労したことなどを聞き,たくさん学ばさせていただきました.
メニューは地域でとれた食材を使い,動物性たんぱく質を使わない料理で,
普段食べたことのないものばかりだったので,楽しみながら美味しくいただきました.
一日目の打ち上げ(?)
次の日は,いよいよそばまつりということで早めに解散しました.
二日目に続きます.