2016夏ゼミ

M2のナオPです。

8月6日~7日に夏の合宿ゼミで、郡上市へ行きました。合宿のテーマは「中山間地域の暮らしにふれて学びや気づきを得る」です。

 

1日目の午前は、郡上八幡近辺で自然体験や職人体験をしました。2班に分かれて、「美山鍾乳洞」と、郡上の地場産業の「スクリーン印刷」体験へ。

 

美山鍾乳洞は、幾層にわたって洞窟が展開する立体迷路のような鍾乳洞で、地下水が2億年かけて上から下へと石灰岩層を溶かしたことによってできています。

郡上八幡が湧水に恵まれているのは、石灰岩を含む岩盤からなる、急峻な地形が影響しているそうです。

 

いちゃつくふたり。

 

スクリーン印刷は「Takara Gallery Workroom」で体験しました。

お気に入りの柄や色を組み合わせて、オリジナルの「トートバッグ」や、郡上踊りの必須アイテムになっている「手ぬぐい」を作ることができます。

 

組み合わせが無数にあるので悩みます。

 

自分好みの柄に染めることができました。

 

午後からは明宝へ移動して、地域の方と交流をしました。

今回訪れた栃尾という場所は、地図には地名が出てこない4軒ほどの集落で、各家が自給用に農業をしながら暮らしています。宿泊は、地域のコミュニティ活動の拠点になっている古民家「源右衛門」を利用しました。

 

栃尾では、地元の方にご協力いただき、竹の切り出しと加工を体験しました。道具の使い方や竹の特性を教えていただきながら、竹林から適当な竹を切り出し、流しそうめん用の台・器・箸を作りました。

 

道具がなければその場で木材を加工して作ってしまうケイイチマー(ご近所の方)。

 

夜は、寒水(かのみず)踊りに参加しました。

住民の方たちの努力で、30年ほど途絶えていた伝統の歌と踊りを復活させたものだそうです。下駄の音と歌に合わせて、神社の拝殿で無心に踊りました。アドリブで歌がつながれていく様子が面白かったです。

 

源右衛門へ地域の方をまねいて、宴会もしました。市役所や移住者の方も参加してくださり、郡上の魅力や、明宝のこれからについてなどお話することが出来ました。

 

2日目は流しそうめん準備のつづきです。完成しないと昼食がなくなるので、みんな必死で作業していました。

 

流しそうめん台を作るには、曲がりくねったレーンにほどよく水が流れ込むように、竹と麻ひもで作った足を絶妙な角度で設置しなければいけません。ケイイチマーに助言をもらいながら試行錯誤をして竹の足を組みました。

 

 

箸は、鉈でちょうど良いサイズに竹を割り、

 

カッターで削って、仕上げにやすりがけをしたら完成です。器は、竹の節の部分を底にするようにノコギリで切って作りました。

 

暑かったので、川で涼みながら作業しました。

 

頑張ったかいあり、無事に流しそうめんを食べることができました。釜戸で茹でたそうめん(と、たまにトマト)が流れてくる竹のレーンを囲み、地域の方と、湧き水で冷えたそうめんを楽しみました。

 

振り返りのワークショップはやや難しいテーマ設定でしたが、出てきた意見を見てみると、楽しく有意義な経験ができた人が多いようでした。どこか日常のふとしたところで、今回の経験が役立ったらいいと思います。

 

明宝の方々のご協力もあり、濃く充実した夏ゼミになりました。合宿のアテンドをしてくださったコバケンさん、弥生さん、郡上市のみなさま、ありがとうございました。

 

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