こんにちは.M2のセスクです.
4月25日,4年生が対象の「施工管理と建設行政」の講義に石井克尚さん(元岐阜国道所長)がいらっしゃいました.
講義は社会における土木の役割や職業選択のお話が中心で,就活の面接のような対話型で行われました.
進路選択の時期ということもあって,石井さんは受講生に「なぜ行政なのか」「なぜコンサルなのか」「やりたいことは何か」などを質問しますが,答えられない学生がいました.自分の考えや思いを言語化し,相手に伝える難しさを感じたと思いますし,就職活動をしている学生は,自分の軸を見つける良い機会になったのではないでしょうか.
私が特に印象に残ったのは,土木技術者の役割として,見えないものの必要性を訴える使命があるということです.インフラはそこに住む人々の生活に密接しているからこそ失ってはならないものであり,その必要性を説明する責任が私たち土木に関わる者にあるのだと感じました.
講義後は,中部地整の方々と懇親会を行いました.
参加した学生の中には公務員志望が数人おり,熱心に仕事のことを聞く姿が見られました.私も仕事やそれ以外の話をさせていただき,とても楽しかったです!
石井さん,中部地整の方々,お忙しい中ありがとうございました!
(写真を撮り忘れてしまいました,すみません…)